英「フィナンシャルタイムズ」は1月19日、「消費型経済が勃興する中国、世界的好影響に期待」と題する記事を掲載した。
「京東」は、今年中に15万人を雇用すると発表した。2年前の4倍以上だ。このような企業の規模拡大は、経済が減速しても就業機会を迅速に増やしたい中国大陸にとって助けになるものだ。昨年1月~6月、中国は720万人の新たな就業機会を作り出した。前年度より速いペースだ。
多くの地域で所得も向上している。東北地域を除き、中国の平均所得レベルは10~15%上昇した。一方、インドなどの所得レベルは上がっていない。工場労働者の収入が増加したということは、中国はより国内需要に依存することができるということだ。もうコンクリートを沢山注ぎ込んで高層ビルや橋、道路を建設する必要はない。