同計画では、西南大型水力発電所と三北風力発電所の建設が示されているほか、太陽光発電では全体の半分が、需要地に隣接して分散配置される分散型電源。また今後は多くの支援策が打ち出される予定で、低コストを実現させるためとして、再生可能エネルギーの発電・貯蔵総合応用モデル基地などの重要プロジェクトも打ち出されている。
世界の多くの国々では、水力や風力、太陽エネルギーといった再生可能エネルギーが、エネルギーの安全と気候変動という2つの課題に対応するための重要手段として位置づけられている。水電水利計画設計総院の統計によると、2015年の中国のエネルギー消費量は43億トン標準炭と前年に比べて0.9%増加。そのうち非化石エネルギー消費は12%を占め、前年に比べ0.8ポイント、2010年に比べ3.4ポイント上昇している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月29日