中国共産党第18回全国代表大会の開催以降、習近平氏を総書記とする党中央委員会は、新常態に入る中国の経済発展の傾向・特徴をしっかり把握し、戦略的な落ち着きを維持し、発展の自信を高め、改革と革新を続け、経済を中高度水準に押し上げた。
・情勢に応じて図る 新理念で新境界を切り開き新たな取り組みをけん引
新常態から、供給側改革、革新・調和・グリーン・開放・共有の発展理念に至るまで、党中央委員会は中国の経済発展モデルとその道に関する説明を行った。新時代の中国の経済発展の理論を明らかにし、「ギアチェンジの焦り」という発想からの脱却を促し、調整の理念と実践の新たな境界を切り拓いた。
2015年11月に開かれたAPECビジネスリーダーサミットにおいて、習総書記は第13次五カ年計画期間中(2016−20年)に、中国は効果と質、革新駆動型、公平・公正、グリーン・低炭素、対外開放の理念への重視を強めると述べ、発展の自信を力強く伝えた。
昨年末の中央経済工作会議は、供給側の構造改革の推進は、経済発展の新常態に適応し、これをけん引するための重大な革新であり、国際金融危機以降の総合的な国力の競争を巡る新情勢に適応するための自主的な選択、中国経済の発展の新常態に適応するための必然的な需要であるとさらに強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年2月3日