陳中涛氏は、「1月の経済運営にはポジティブな変化が見られ、安定のなかで改善に向かう傾向に変わりはない」との見方を示した。
また、国内消費が安定成長を下支えする役割は強まっている。消費産業は比較的速いペースで成長を維持していることから、内需の成長潜在力は強いことがうかがえる。1月の消費産業のPMIは57.8と、前月を3.4ポイント上回ったほか、製造業全体を8.4ポイント上回った。祝祭日要因で、食品・酒・飲料・茶などの製造業、教育・スポーツ・娯楽用品などの製造業のPMIは55%以上に上り、上げ幅は4ポイントを上回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月3日