日本マクドナルドホールディングス(HD)が発表した2015年12月期連結決算は、最終損益が347億円(20億元相当)の赤字だった。異物混入問題などが理由。米マクドナルドはこれを受け、日本事業の持ち分の一部について売却を検討していることを正式に表明した。
マクドナルドは世界市場を4つに分類し、中国、韓国は「高成長が期待できる市場」とされている。日本は戦略的優先順位が低く、現地に経営を委ねていく方針。
金融大手のシティグループは、旧シティバンクの日本でのリテールバンク事業を、収益拡大が難しいとして、昨年11月にSMBC信託銀行に売却した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月24日