(四)不動産市場在庫解消の圧力の増大。
不動産購入規制策などの緩和を受け、昨年4~11月に商品房(分譲物件)の販売が好調だったものの、12月は再び弱含み傾向にある。一方で、在庫解消の圧力は増大。15年末時点で分譲分件の在庫は7億2000万平方メートル。予約販売分を考慮すると、広義的な不動産在庫は32億2000万平方メートルに上り、平均販売期間は30.2カ月にも達している。不動産市場は明らかな供給過剰な状況にあり、不動産投資の安定化を阻害する要因となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月2日