楊驍総裁は、2016年に中国のモバイルゲームメーカーが海外展開を加速し、利益追求にとどまらず、海外市場での競争力向上を図るとの見方を示した。中国企業は、韓国、日本、ロシア、欧米、中国の香港、マカオ、台湾などの国・地域で、現地化したリリースチームを設けるか、戦略パートナーを通じたリリース事業を展開する。成熟しつつある海外リリース戦略と、現地の優れたリリース能力をベースに、飛流九天は2016年に海外事業の規模拡大を手助けすることができるとしている。
また、易観智庫は「2015中国モバイル市場年度総合リポート」で、中国のモバイルゲーム市場規模が2016年に523億7000万元に達すると予想し、巨大な市場潜在力も海外メーカーの興味を引いていると分析した。かつて「アングリーバード」を開発した伝説のフィンランド人がまだ力を持ち、イノベーション能力と品質が業界トップのゲームメーカー「スーパーセル」はすでに中国市場に参入している。
楊驍総裁は、「海外事業者が中国市場に参入し、高品質のモバイルゲーム供給に加え、中国人ゲーマーの習慣や消費モデルにうまく合わせることができれば、市場には有益なことになる。中国国内メーカーにも、提携のチャンスと良い相互作用がもたらされる」と話した。