李克強総理は今年の政府活動報告で、行政手続きの簡素化と権限委譲、活性化と監督管理の結合、サービス改善などの改革を深化させるとともに、社会の創業創新に向けた潜在能力を充分に発揮させる考えを示した。余剰生産能力の解消とコスト削減・効率向上、製品とサービスの改善に注力するとともに、国有企業改革を推進、非公有制経済(私有企業や外資系企業)の活力を喚起する。「十三五計画」のスタートにあたり、李克強総理が政府活動報告で示した「供給側の構造改革」への決意表明は、中国経済のモデル転換と高度化にとっても最強の起爆剤となる。
中国の経済成長とモデル転換の最大の問題は、構造的な問題だ。「供給側」の概念はマクロ経済政策の新しい考え方で、今後の経済政策の方向性と重点を示す。「供給側の改革」はすでにスタートしているため、我々は経済に関する考え方を改めるとともに、「供給側の改革」を積極的に実践していく必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月7日