この4か国の電力需要は、全アジアの78%に上る。大会に出席した専門家は、国境を越えて使用されることで大電力網の能力が最大限に発揮でき、地域の電力取引やエネルギー面の合作を促進させるという。これにより、クリーンな電力の発展を促進させ、排気ガス問題などに対応でき、さらには地域の政治的安定化にも資すると述べている。
また、「世界エネルギーネットワークの発展協力組織」の成立も同大会で宣言された。劉振亜氏が同組織の主席を務め、アメリカのエネルギー部の前部長であるSteven Chu氏、国家電網の総経理である舒印彪氏、ソフトバンクグループの会長である孫正義氏が副主席を務める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月31日