三菱航空機(愛知県豊山町)は先ごろ、開発を進める国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の17回目の試験飛行を実施した。機体の計器類の精度を確認する試験を行うため、能登空港(石川県輪島市)の上空を飛行した。日本メディアが伝えた。
三菱航空機によると、今回の計器類の試験では、地上から約45メートルという空港の管制塔に近い高さを飛行。空港に備え付けた測定器でMRJの高度を測り、その数値と比較することで機体の計器類が正確かどうかを調べた。
MRJが北陸方面を飛ぶのは3回目。空港近くの展望広場に来ていた見物客は「MRJを地元の空港で見ることができてうれしい。音が静かで素晴らしい機体だった」と笑顔で話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月6日