55インチ以上のテレビをめぐる国内外大手2社の激戦は、大画面・ハイエンド市場で中国メーカーの台頭が背景にある。例えば、海信はモニターの自主技術を強みに躍進。今年に投入した超画質8KU液晶テレビはハイエンド市場の売れ筋商品となり、一時は品切れも起きたという。
業界関係者は、「テレビ市場で55インチ製品は各社が全力を挙げて戦う激戦地。一方、55インチ以上製品はテレビの大画面化の流れを代表する。55インチ・それ以上の大画面テレビで優位に立つメーカーが今後の競争で勝ち抜く。ハイエンド製品をめぐる海外勢との決戦は、中国テレビ企業が世界市場で発言権を獲得できるか否かを左右する闘いになる」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月6日