第1四半期の国内総生産(GDP)成長率は6.7%と、経済成長の緩やかなギアチェンジが続くなか、地域経済の発展においてポジティブな変化が3点あった。
趙辰昕報道官は、「『三期叠加』(経済成長のギアチェンジ期、構造改革の陣痛期、以前の景気刺激策の消化期が重なること)の影響を受けて、経済のモデル転換・高度化に早期着手し、構造調整に注力した省では、経済が全体的に安定成長し、経済運営にも多くの特長があり、新たな成長エンジンの動きがみられる」と強調した。
1つは、重点地域が順調に発展していること。珠江デルタ地方の1-2月固定資産投資額は前年同期比14.2%増で、地方一般公共予算収入は25.8%増と、伸び率が前年同期を15.7ポイント上回った。皖江(安徽省長江流域)都市ベルトの第1四半期の投資プロジェクト(規模1億元以上)は2082件で、調達済み資金は624億6000万元と、安徽省全体の64.7%を占めた。