中国不動産業協会は26日、『2016年中国不動産上場企業測評研究報告』と16年中国不動産上場企業ランキングを発表した。15年の不動産企業の業績は二極化傾向が一層顕著になっている。
『報告』によると、万科の2015年通期不動産販売額は2614億7000万元、販売面積は2067万1000平方メートルと、9年連続で業界トップを維持。全国市場でのシェアも3%に上昇している。それに次ぐ2位と3位は中国海外発展、緑地控股。4位から10位は恒大地産、万達商業、保利地産、華潤置地、富力地産、碧桂園、華夏幸福の順。
上場不動産企業の資産規模は大幅に拡大。15年の平均総資産は前年比30.88%増の586億1800元、平均純資産は23.44%増の157億7100万元、平均売上高は22.95%増の117億7300万元。資産規模を示す各指標のうち、平均総資産と平均売上高の伸びが加速し、それぞれ前年を7.46ポイント、18.96ポイント上回った。平均純資産の伸び率は横ばいで推移している。