日本のコンビニエンスストア大手のローソンは26日、湖北省武漢市で3店舗を同時に開業した。日系コンビニが中国の中部地域に出店するのは初めてだ。日本メディアが伝えた。
ローソンは今年2月に地場小売大手である中百控股集団股份有限公司(中百集団)傘下の中百超市有限公司(中百超市)とエリアライセンス契約を締結し、中百超市が展開しているコンビニ「中百好邦便利」をローソンとしてリニューアルオープンすることで合意した。3店舗はいずれも24時間営業で、食品や日用品など約2400~2600品目を取り扱う。
ローソンは6月に更に3店舗をオープンさせ、2016年中には武漢市内の店舗数が10店舗に達する見込み。その後、武漢市を中心とする湖北省に3年で200店、5年で500店を出店する計画で、将来的には中部地域の他省への展開を目指す。武漢市は中部地域最大の経済都市で、若年層を中心にコンビニエンスストアの需要が高まっている。
2016年4月現在、ローソンは上海、北京などを中心に中国国内で685店舗を展開している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月27日