中国国家観光局がこのほど発表した『中国観光発展報告2016』によると、世界の観光産業がもたらしたGDPの増加分のうち6分の1が中国の貢献によるものであり、雇用の増加の4分の1が中国の観光業によるものであった。
世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)の最新レポートによると、全世界の184の国と24の地域のうち、観光業のGDP寄与額が最も大きな国はアメリカと中国であった。2015年の観光業の世界のGDP寄与額は7兆8600億ドルであった。これは全世界のGDPの10%を占める。雇用では観光業によって2億8400万人分の職が生み出された。
中国国家情報センターの分析によると、中国観光業の中国GDP寄与額は7兆3400億元に達し、全世界の観光業のGDP寄与額の14.5%を占め、全世界のGDPの1.5%を占めた。中国の旅行業が生み出した雇用者数は7911万人に達し、全世界の旅行業が生み出した雇用者数の27.8%を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月28日