創維OLEDテレビ
テレビ市場の価格競争が激化する一方、中国の消費者がハイエンド機種を好む傾向も鮮明になりつつある。
北京奥維雲網(AVC)がまとめた最新統計によると、メディー連休中に中国全国の小売市場でテレビの販売台数は100万台を上回った。ハイエンドテレビのなかでもHDR新技術を採用したOLED(有機EL)テレビがとりわけ注目されている。中国電子視像行業協会の彭健峰・副事務長は『2016年LEDディスプレイ産業白書』で、「中国市場でOLEDテレビへの高い評価と受入度から、OLEDの先行きは明るい。2016年はOLEDの普及元年になる」と指摘した。予言通りに、メディー連休中にOLED有機テレビの販売は急激な拡大をみせ、前年同期に比べ販売台数が400%以上増加した。