日本を足場にグローバル化を加速させる中国の家電量販業界

日本を足場にグローバル化を加速させる中国の家電量販業界。

タグ: 中国企業

発信時間: 2016-05-31 15:18:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「日本の王子製紙と提携し、年間でコンテナ400本分の紙おむつ『楽可愛(ラキュート)』を蘇寧が中国市場に直接供給する」。先ごろ日本の東京で開かれた「江蘇・日本経済貿易提携交流会」で、中国大手家電量販店の蘇寧電器などを傘下に持つ蘇寧ホールディングスの張近東董事長は、中国から来た実業家の代表として講演を行い、現場で大きな注目を集めた。

この交流会で張近東董事長は、「引進来(海外からの技術・人材・理念導入)+走出去(海外への進出)」の双方向グローバル化戦略を発表。日本で400億円を投じるほか、蘇寧の傘下にある日本の大手免税店ラオックスの事業を拡大し、日本企業に向けて「提携招聘状」を出す方針を示した。蘇寧は、中国市場のオンライン・オフラインプラットフォーム、物流、アフターサービス、ビッグデータの能力を日本企業に開放・共有し、より多くの日本品質の製品を中国市場にもたらすことで中国の消費者にサービスを提供する。

蘇寧は、ここ数年のイノベーション成長が業界で非常に注目されており、なかでも全種の製品を拡張しているところに最も特色がある。現在、日本にあるラオックス店舗では家電、腕時計、宝飾品、化粧品、食品などを販売し、中国市場では電器3C(コンピュータ、通信機器、家電)、スーパーマーケット、育児用品、百貨店、金融、文化などの異なる消費特性を持った製品を取り扱っている。

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