日本を足場にグローバル化を加速させる中国の家電量販業界
日本を足場にグローバル化を加速させる中国の家電量販業界。
タグ： 中国企業
発信時間： 2016-05-31 15:18:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
張近東董事長は、製品の全種拡張に伴い、王子製紙のラキュートを中国市場に直接供給するだけでなく、日本の資生堂、オーディオテクニカ、サーモス、セイコーなどの優良ブランドも「蘇寧易購日本館」でオンライン販売すると説明。蘇寧の保税倉庫を活用し、日本製品を早ければ3日以内に中国の消費者へ送り届けることができるとしている。
ラオックスの「走出去」戦略は、中国の消費者に実益をもたらすだけでなく、日本市場にも恩恵を及ぼす。張近東董事長は、2017年末までに蘇寧が日本で400億円を投じ、ラオックス店舗数を50店に増やす方針を示した。
蘇寧は2009年にラオックスを買収してから日本の免税店運営事業に注力し、自社が有する中国市場の資源と経営能力を用いて、日本の老舗チェーン小売企業を速やかに黒字に転換させた。データによると、ラオックスは昨年の売上高が84％増、純利益が400％増と素晴らしい業績をあげた上、店舗数も買収前の6店から37店に増え、日本最大の免税消費チャネルとなった。
 |
|
 |
コメント数:0最新コメント
コメントはまだありません。
一覧同コラムの最新記事
