マイクロソフトのサティア・ナダラ最高経営責任者(CEO)はこのほど、就任以降2回目の中国訪問をスタートした。ここ数年、ビッグデータやモバイルインターネットなどの産業が急速に発展し、それにともなってますます巨大化する中国市場が海の彼方の情報技術(IT)界の大物達を引き寄せ、大物達がたびたび中国を訪れるようになった。この1カ月間には、どのような企業の大物達が中国にやって来て、何を語っただろうか。人民網が伝えた。
(1)アップルのクックCEO
5月16日には、米アップル社のティム・クックCEOが中国にやって来て、配車サービス・滴滴出行の柳青社長と滴滴の専用車に乗り、北京・王府井のアップル直営店を訪れた。クックCEOの訪中は8回目。
今回の訪中の重要な活動はアップルの開発者と話をすることだ。クックCEOは、「中国の『インターネットプラス』をはじめとする政策は開発者のための基礎をうち立てた。私たちはともにデジタル産業の発展を推進していける」と述べた。「インターネットプラス」とは、中国が政府活動報告でうち出した今後発展させるべき方向性だ。