(3)デルのデルCEO
5月26日には、米デル社のマイケル・デルCEOも第2回貴陽国際ビッグデータ産業博覧会に出席し、開幕式で基調講演を行った。
デルCEOは、「スマート設備のコストがますます下がり、私たちはモノのインターネット、エネルギー、電力、自動車、家庭の自動化、工場、照明機器などから万物のインターネットへと発展を遂げた。これには画像を利用した農業、パイプライン、医療機器、アパレル、電車、部品などが含まれる。2030年には相互に連携した設備が80億件から2千億件に、さらにはもっと多くなるとみられる。こうした新設備とネットワークの節点が大量の新たな情報リソースを生み出し、こうした情報をリアルタイムで利用することで、よりよい未来図、よりよい世界を創造することになる。これがビッグデータだ」と述べた。
共同のデジタル化という未来を実現する過程で、中国は重要な役割を発揮することになる。デルCEOは、「中国は世界2位のエコノミーであり、デルの米国を除いた最大の市場でもある。私たちは中国経済の見通しに大きな信頼を寄せており、中国が成功を勝ち取るよう支援に力を入れていく。今後は研究開発投資を拡大し、特に中国市場への投資を拡大する」と述べた。