中国の高速鉄道、時速50キロ上昇でコストは約3割増
中国の高速鉄道、時速50キロ上昇でコストは約3割増 。
タグ： 高速鉄道 時速
発信時間： 2016-06-12 16:11:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国の高速鉄道、時速50キロ上昇でコストは約3割増
高速鉄道のスピードアップに対する要望が高まっていることについて中国鉄路総公司の幹部はこのほど、「高速鉄道のスピードアップは経済的な問題だ。技術的には問題ないが、経済的に合理的かどうかを十分に検証する必要がある」との見方を示した。『中国経営報』の記者が権威筋の話として伝えたところによると、高速鉄道の最高スピードが現行の時速300キロから350キロに50キロ上がれば、運営コストは3分の1ほど上がる見込みだ。
中国鉄道部は2011年に「更なる安全確保」のために高速鉄道の最高スピードを下げてから5年が経った。その間に高速鉄道の安全水準が向上し、高速鉄道の「走出去（海外進出）」が加速したことで、この問題に対し鉄道当局が強調するポイントが「安全論」から「経済論」に変わった。高速鉄道のスピードアップは質や維持・修理などの要求水準を高める。専門家によると、「和諧」号が2011年にテスト走行で時速486.1キロを出した後、テスト車両のベアリングは全て交換が必要になったという。 複雑な「スピード」
ここ数年にわたり、中国の高速鉄道の最高スピードを時速350キロに再び引き上げる要望の声が次第に高まっている。習近平国家主席は6月3日に「第12次5カ年計画」科学技術イノベーション展を見た際、中国の高速鉄道の最高スピードを時速350キロに全面的に引き上げる条件はあるかを専門家に尋ねた。
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