今年1月にB20の始動式が開かれてから、中国国際貿易促進委員会が中心となるB20組織委員会は、30数回のメイン活動を展開してきた。2016年B20組織委員会事務局議題報告チームの孫暁チーム長によると、ダボス会議やボアオ・アジアフォーラムなど世界的な舞台でB20シンポジウムなどを開催することで、世界のビジネス界の4000人弱の代表者を関連する議論に招いた。報告書(草案)では、G20の指揮に関する革新、グリーン金融の発展の奨励、世界電子貿易プラットフォーム(eWTP)の構築、国際貿易・投資利便化の促進、ビジネス環境の透明度の向上など、20の重要な政策・建言および67の具体的な提案が挙げられた。
中国を開催国とする今年のB20の活動についても、世界のビジネス界は高評価している。経済協力開発機構(OECD)経済産業諮問委員会(BIAC)の代表者は、「今年のB20の取り組みはすでに段階的な成果を手にしている。中国はリーダーシップを発揮した」と述べた。国際貿易センターのチーフエコノミストは、「B20とG20は今年、かつてないほど交流に力を入れている。B20は企業とG20政府間の効果的な連絡ルートになった」と話した。
尹氏は、「B20作業チームは今後、世界ビジネス界に向け報告書の内容を宣伝し、B20の政策提案を一つでも多くG20サミットの共同声明に反映できるようにする」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月16日