銀行の外貨取引が3ヶ月連続売り越し、人民元の下押し圧力弱まる

銀行の外貨取引が3ヶ月連続売り越し、人民元の下押し圧力弱まる。

タグ: 外貨 取引 連続売り越し 外為  人民元

発信時間: 2016-06-23 16:55:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「通常、人民元の先安感が強ければ、顧客は外貨を売り惜しむはずである。しかし5月の統計によると、銀行の顧客向けの元売り(=顧客の外貨売り・元買い)の純額は86億元となった。このことは、人民元の先安感が落ち着き、下押し圧力が薄らぎ、資本移動が正常に戻ったことを意味している」中国人民銀行国際金融研究所の宗良副総経理はこう述べた。

中国国家外為管理局が20日公表した統計によると、5月の中国の商業銀行による全体の外貨売り・元買いは8296億元(1270億ドル)、外貨買い・元売りは9109億元(1395億ドル)となり、外貨取引は817億元(125億ドル)の売り越しとなった。これで3ヶ月連続の売り越しとなる(うち顧客向けの元売り純額は86億元)。 

宗良氏は「このところの中央銀行のコントロールの特徴は、オンショアレートとオフショアレートの一致を重視していることにある。しかし市場化による変動度合いが内外の市場の状況に基づき、水準と幅がともに高まり、さらに常態化している。このことは人民元レートの市場化のレベルが一段と高まっていることの表れだ」と話している。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月23日

 

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。