中国インターネット情報センター(CNNIC)が先ほど発表した「中国ネット通販市場研究報告書2015」によると、中国の携帯電話によるネット通販利用者は2015年12月時点で3億4000万人にのぼり、前年比43.9%増となった。ネット通販における携帯電話の使用率は42.4%から54.8%に上昇。
ネットワーク情報センターの関係者によると、中国のネット通販市場は2015年も高成長を維持した。同年の全国ネット小売取引額は前年比33.3%増の3兆8800億元に達した。中国のネット通販ユーザーは2015年末時点で4億1300万人にのぼり、前年比5183万人増。成長率は14.3%で、ネットユーザーの6.1%の成長率を上回った。
同報告書にょると、中国のネット通販市場の取引が活性化している。2015年の取引件数は256億回で、1人平均で年間62回。この2つの指標は前年比で大幅に上昇した。
「インターネット+」が各業界に浸透し、教育、外出、出前などの分野でモバイル端末のユーザー数が急増している。携帯電話によるオンライン決済はさらなる高成長を見せている。2015年12月時点で、携帯電話によるオンライン決済ユーザー数は、64.5%増の3億5800万人にのぼり、オンライン決済市場のユーザー数の成長率の1.8倍に相当する。中国のネットユーザー数は6億8800万人、インターネット普及率は50.3%。中国の携帯電話によるネットユーザー数は6億2000万人。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月28日