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発信時間： 2016-06-29 10:15:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

【民間投資の拡大が成長のカギ】　全国人代財経委員会の辜勝阻・副主任委員は「投資収益率が低下しているは、現在民間投資が不足していることにも原因がある」と指摘。民間投資を促進するためには「投資空間と投資チャンネルの両方の問題を解決する必要がある」とし、政府投資と民間投資との関係において「政府投資はリード役と協力役に徹し、クラウディングアウトを引き起こさないことが重要」と述べた。さらに「財産権を優れたものにし、起業家精神を高揚させることで民間企業のモデルチェンジ能力を高めるべきだ」との考えを示した。　「十三五」の期間は多くの投資空間とチャンスがあり、「都市化、工業化・情報化、スマート化・ハイエンド化、サービス化消費、グリーン産業、一帯一路などの戦略はいずれも民間企業に大きな投資チャンスを提供するものである」という。

【供給側改革で中所得のわなを越える】　清華大学中国・世界経済研究センターの李稲葵主任は「選択方式による国有企業改革試行を推進することを提案したい」と話す。　先の李揚氏は「世界の主要国は心から協力しなければならない。特に金融政策は世界への波及効果が大きいため、いかなる近隣窮乏化政策はとってはならない」と主張。「IMFが中国の経済見通しを据え置いたことは、中国の政策の優越性を示している。『十三五』の開始年度、中国政府は大衆イノベーションや医療・年金システムの整備で大きな成果を得た。人民元のSDR採用以降、世界の金融システムの改革をを推進する新たなパワーとなり、それを十分に利用すべきである」と語った。

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年6月29日

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