一方、6月の非食品価格は前月比で0.2%上昇。これは0.16ポイント相当のCPI上昇につながるという。旅行シーズンの夏休みを前に、航空券と旅行ツアー価格が前月比でそれぞれ3.8%と2.1%上昇した。医薬品、漢方薬、医療サービス価格はそれぞれ、0.8%、0.5%、0.3%上昇した。非食品で、介護、家事サービス、航空券、衣類加工、幼児教育の価格がそれぞれ11.5%、5.6%、5.0%、4.5%、4.2%上昇した。上海財経大学経済学院の田国強院長は、医療サービスや旅行商品などの価格上昇について、中国人の消費構造が変化したことの表れだとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月11日