韓国「朝鮮日報」(電子版)は6日、「深センの奇跡から学ぶ」と題する記事を掲載した。以下はその概要。 現在アジアで最も繁栄している都市は中国広東省深セン市である。それは簡単な指標から見て取れる。【経済成長率】過去3年間の平均が9.3%と全国平均の7.3%を大きく上回る【国際特許申請件数】昨年、13308件と全国第一位。2~5位の北京・上海・広州・杭州の合計の2倍以上である。
かつて人口が3万人余りの貧しい村が、現在は全く生まれ変わり、人口1300万人のアジア第一のイノベーション都市となり、中国経済の機関車役を担う都市となった。その奇跡ともよべる変身の秘密はなんであろうか。
現地で取材すると次のような回答が返ってきた。「過去36年間、中央政府がどう変化しようと、深セン市政府は人材・企業の育成、監督管理の減少、企業家の支援など、企業に近い政策を取り続けてきた。その例としては、3年前に全国に先駆けて最低登録資本制度を廃止し、その後インターネット登録制度を導入した。
深センでは1元の資本金があれば3~4時間で会社が設立できる」翻って韓国。いつからか韓国では深センのような指導力を有した都市を見つけることができなくなってしまった。我々が今深センから学ぶことは多い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月11日