騰訊はスーパーセルの買収で世界ゲーム産業のうち約13%のシェアを握った。計画によると、スーパーセルは3億人のゲームユーザーを持つ騰訊の製品に自社の名称を掲げることが可能となり、騰訊の巨大なソーシャルメディアプラットフォームもスーパーセルのインタラクティブゲームには新たなチャンスをもたらす見通しだ。
『ブルームバーグ』は最近、騰訊がスーパーセルの人気ゲームキャラクターを映画館に登場させ、垂直一体型の21世紀のディズニーランドを造るのではないかとの見方を示した。
テレビ番組とは違ってコンピュータゲームは、比較的容易に海外消費者のニーズに応えるができ、騰訊はその方法を知っている。新たに導入したファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)の「全民突撃」は韓国などで成功を収め、米国市場への進出も計画。同時に騰訊はオンラインゲームの競争で知名度を急上昇させ、大きな利益を上げた。
中国のコンピュータゲームは世界文化に影響を及ぼすのか?現時点で断言するのは時期尚早だ。1920年代に予測されたディズニーランドの影響に似ている。中国の史詩はまだ世界的に有名ではないが、ゲームメーカーが現代中国の価値観を輸出することになる。技術進歩に対する心理的矛盾や生態の未来と物神崇拝に対する不安などだ。すでに中国のエレクトロニックゲーム選手は東アジアで有名となっており、世界のアイドルとなる可能性もある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月12日