3つ目に、国有企業混合所有制改革が加速する。第2弾混合所有制改革試験のリストがすでに確定し、関連企業は試験実施方案の制定に着手。国資委と中国国家発展改革委員会(発改委)が積極的に取り組んでおり、下半期には全面的に開始される見通しだ。
第4に、国有資本投資運用会社の改組・編成が実質的に進む。国資委が7月14日に発表した第2段試験リストには、国有資本運用で中国誠通と国新資産管理が、国有資本投資会社として神華集団、宝鋼集団、武漢鋼鉄、五砿集団、招商局集団、中国交通建設集団、保利集団の7社が追加された。
最後に、ゾンビ企業処理が秒読み段階に入った。旧式生産能力の削減に対し、国資委はスケジュールを決定。3年間で345社の「ゾンビ企業」を処理し、2年間で石炭と鉄鋼の生産能力10%削減を目指す。専門石炭会社と電力石炭一体化企業を除き、中央企業は石炭事業から原則撤退する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月19日