北海道札幌市は26日、2015年度に市内に宿泊した外国人が過去最多の191万8000人(前年度比35.5%増)に上ったと発表した。国・地域別では、中国本土が77.1%増の55万7400人と最も多かった。中国が首位となったのは、2002年の統計開始以来初めて。
2位は台湾(8.8%増)の46万4700人、3位は韓国(56.7%増)、4位は香港(20.7%増)、5位はタイ(35%増)の順。
札幌市は訪日客が増えた主な要因として、新千歳空港における国際線の新規就航や深夜早朝発着枠の拡大に伴う格安航空会社(LCC)の増加、アジア諸国を中心とした各種プロモーションの実施など、外国人観光客誘致の取り組みの成果を挙げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月28日