「中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)」ヨハネスブルグ行動計画の実行に向けたコーディネーター会議が、7月29日に北京で開かれた。その前日には中国・アフリカ経済貿易協力交流会と協力協議の調印式も行われた。会議では、中国・アフリカ両国の企業経営者がインフラ、加工製造、金融投資、エネルギー化学、農業医薬、IT通信など6つの産業別に商談を進め、協力で合意した。両国の金融機関と企業経営者が結んだ協力協議は40項目、総額約180億米ドルに上るという。「経済参考報」が報じた。
中国・アフリカの経済貿易関係は過去16年にわたり、単純な発展支援と相互貿易から、インフラ・産業投資・金融協力・物流・地域航空など多くの分野に広がり、飛躍的な発展を遂げた。中国商務部の銭克明副部長は、中国は7年連続でアフリカにとって最大の貿易相手国だと指摘。アフリカはまた、中国企業にとって海外で2番目の請負工事プロジェクト輸出先であり、新規投資対象地域でもある。中国・アフリカの経済貿易協力は実り多い成果を上げており、双方の社会の発展に大きく寄与している。