中欧班列の運行本数は爆発的に増え、2015年に2.7倍増となった上、今年も引き続き倍増し、上半期は前年同期比150%増の619本だった。今年5月15日実施の新ダイヤで、鉄路総公司は引き続き中欧班列の運行能力を上げ、中欧班列を新たに13本増やし、総本数を39本とした。運行エリアも広げており、現時点で中欧班列が安定的に運行される中国国内都市は16都市、欧州では8カ国の12都市以上に上る。所要時間も大幅に縮小した。
中欧班列の運賃は当初に比べ20%以上低下し、運行開始以降で最低の水準となって航空運賃のわずか5分の1にとどまり、沿線国の政府と企業に好評だ。鉄路総公司は、中欧班列の統一ブランド構築に注力し、ブランド構築方案を見直した。「一帯一路」建設工作領導小組弁公室は中欧班列ブランド構築方案を発表し、中欧班列ブランドの表示を始めている。