韓国の各界、THAAD配備の経済への影響を懸念

韓国の各界、THAAD配備の経済への影響を懸念。

タグ: THAAD配備 経済への影響 

発信時間: 2016-08-04 15:12:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

韓国経済は近年、国内外から二重の圧力を受け、低成長の深みにはまっている。昨年の経済成長率はわずか2.6%で、今年の経済情勢も依然として楽観視できない。中国は韓国にとって最大の貿易相手国であり、韓国経済の安定成長に対して絶対的な影響力を持つ。この状況下、韓国政府は中国の強い反対を顧みず終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を進めようとしており、双方の相互信頼の基盤を損ねている。韓国社会はTHAADが、韓国経済に大きな影響をおよぼすことを懸念している。

韓国同伴成長研究所の鄭雲燦理事長は寄稿記事の中で「朴槿恵政権のTHAAD配備决定は、韓国の未来の発展に対する戦略的な方針が不足している。韓国経済は現在、直ちに1997年のような危機に立たされることはないが、二極化発展による社会の格差拡大、高齢化社会による生産力の低下、社会の活力の喪失、発展の原動力の不足、公共の価値の低下など、韓国社会を後退させる現象ばかりだ。中国がさまざまな手段により経済制裁を実施すれば、中国に対する依存度の高い韓国経済は楽観視できなくなる」と分析した。

韓国の崔英鎮・元駐米大使は「2016年韓国全国経営者連合会CEO夏季フォーラム」での発言で、THAAD配備の决定を明確に批判した。THAADは首都圏の安全を保障できず、しかも中ロは韓国が事を構えたと判断するだろうというのだ。THAAD配備の決定前、この役割は朝鮮が演じてきた。THAAD配備の損得を考えれば、正しい答えは容易に導き出せるはずだ。

 

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