横琴、ハイテク企業の「人材プール」に 制度革新の利益を全市で共有
横琴、ハイテク企業の「人材プール」に 制度革新の利益を全市で共有。
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横琴自由貿易エリアと珠海国家ハイテク産業開発区の担当者がこのほど、珠海の「双自連動」（自由貿易区・自主革新モデル区の連動）発展戦略、直面する課題、人々に与える利益などについて解説した。横琴新区党委員会の葉真・副書記は、横琴は制度革新による利益を珠海市全体で共有し、ハイテク企業に「人材プール」を形成していくと語った。
横琴自由貿易区は長期にわたって、「人才による区の振興」という戦略を堅持してきた。横琴新区は毎年、財政予算から人才奨励用の特別資金を割り当て、この用途に特化した使用を実施してきた。その狙いは、発展に必要な人才、とりわけ高級人材や不足人材などの特殊人才をより多く横琴へと引きつけ、プロジェクト・資金・技術を人材によってリード・蓄積し、制度革新・開放革新・金融革新・科学技術革新の多元的に融合した横琴自由貿易区を建設することにある。
全市に波及する「双自連動」の効果
「特区中の特区」と言われる横琴の制度革新は、独特な核心的優位性を持っている。横琴自由貿易エリアは設立当時から、その主要な任務と位置付けとして、制度革新を核心とし、開放の拡大や改革の深化、香港・マカオとの協力強化、ハイエンド近代産業の育成に貢献することを掲げてきた。「双自連動」においては、横琴自由貿易エリアは革新政策の優位性、ハイテク産業開発区はハイテク企業蓄積の優位性をそれぞれ生かし、連動することによって最も直接的な効果を生むことができる。双方の連動効果は、両区の間にはとどまらず、全市に波及し、より多くの企業の発展に条件を作り出すものとなる。
人才は、ハイテク企業発展の「ソフトパワー」であり、人才建設は横琴の得意分野と言える。広東・香港・マカオ人才協力モデル区であり、全国人才管理改革試験区でもある横琴新区は近年、先行・試行によるリードと模範の提供という役割を十分に発揮し、政策や資金を人才環境の建設へと導き、人才の集まる「窪地」の形成に努め、横琴の優れた人才の革新や起業の場の発展を加速してきた。
「横琴は今年初め、広東省自由貿易試験区工作弁公室と省公安庁、省人力資源・社会保障庁に人才の集積や居住などにかかわるプランを報告した。プランは、広東自由貿易試験区の人才事業弁法に盛り込まれ、格上げされた」。横琴新区党委員会の葉真・副書記によると、これは、自由貿易エリアの発展に有利となるだけでなく、自主革新モデル区の発展を後押しするものともなる。横琴は今後、ハイテク産業開発区さらにはほかの区とも協力し、資源の共有を進めていくことが可能となる。
人才集積が横琴不動産市場の発展のテコに
横琴自由貿易区は今後、制度革新の積極的推進という任務と道筋において、制度革新の優位性の発揮をより重視し、自主革新・産業革新・技術革新のニーズと結合し、既存の市場化・法制化されたビジネス環境のさらなる最適化をはかる。横琴はさらに、世界とリンクした教育体系の構築や世界レベルの医療保障体系の建設などを積極的に進め、人才サービス環境を絶えず改善し、総合的なサービスによって人才に便宜をはかり、事業の展望によって人才にインスピレーションを与え、各分野の優秀な人材を横琴での事業へと引きつける。横琴新区は、グローバルな視野で各分野の人材を集め、広大な発展プラットフォームや革新的な人才政策、租税の優遇環境などを提供することにより、大量のトップ人才の横琴への流入を実現している。
優れた人才は横琴にやって来ることにより、各産業に新鮮な血液を注ぎ込むと同時に、横琴の不動産市場にも新たなニーズを生み出している。住居の選択にあたっては、これらのトップ人才は、居住の快適度に加えて、デベロッパーのブランドや実力も重視する。横琴チェックポイントに位置する華融・琴海湾プロジェクトは人気物件の一つだ。
高い実力を誇る中央企業の中国華融が開発した華融・琴海湾は、クラシックな都市の居住空間を実現。マカオからの1km未満、香港からも41kmという絶対的な立地を誇り、トップ人才の住居購入の第一候補となっている。すでに販売されている10棟は、多様な間取りを備え、面積は81平方メートルから141平方メートルにわたり、購入者のさまざまなニーズを満たすものとなっている。横琴自由貿易区の急速な発展と高級人才の集合が進む中、華融・琴海湾は、地域で第一の快適な居住空間を提供するコミュニティとして、ハイエンドで住みやすい生活環境を顧客に提供し、横琴自由貿易区の住宅のランドマークとなりつつある。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年8月5日
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