しかし現在、沿海地区のモデルチェンジが奏功し始めており、内部エンジンが強化され、構造も徐々に最適化され、「陣痛期」を脱し始めていると解説する。
記者が上述地域の対外貿易構造を分析すると、対外貿易の成長の勢いが比較的良好な省には構造的な類似点が見られる。つまり民間企業が輸出入増加の主役となっており、ハイテク産業が輸出増加のエンジンになっている。
たとえば江蘇省を挙げると、同省商務庁の担当者は「国際市場ニーズが弱含みの状況にあって企業の受注は徐々に二極化しており、競争力のある企業に受注が集中している」と指摘する。江蘇省ではIT企業、太陽光パネル業界、一部の労働集約型産業で輸出が良好だとしている。ラップトップ型パソコンやタブレット型パソコンの輸出額は、それぞれ544.4億元と160.7億元。前者が0.1%減となった一方、後者は9.6%増となっている。