中国の浙江省送変電工程公司の作業員が8月29日、杭州外周500キロボルト超高圧送電線を巡視した。20カ国・地域グループ(G20)杭州サミットの電力保障が必要となる重要な時期を迎え、浙江省送変電工程公司は8月28日から正式に杭州地区電力基幹ネットワークの現場常駐保守と電線巡視を開始した。
現場では電力保守作業員2000人余りと各種の作業車235台が電力を保障する。杭州市街地と周辺地域にある特級18本と一級2本の500キロボルト交流電線に対し、現場保守、潜在リスク検査、情報申告、応急処置などの作業を行う。対象となる電線の長さは合計365キロメートル、支柱の本数は903本に上る。
作業員は各鉄塔の下にテントを張り、24時間常駐保守を行い、電線を「晴れでも雨でも」全天候対応で巡視することで、杭州地区電力基幹ネットワークの安全と安定の確保に努めている。