中国企業が請け負ったパキスタンのカシム港石炭発電プロジェクト(以下、カシム火力発電所)の総発電容量は132万キロワットで、年平均発電量は約90億キロワット時に上る。同プロジェクトは2017年末に最初のユニットが発電を開始する見通しだ。写真は、現在建設中の冷却塔。
中国・パキスタン(中パ)経済回廊サミット及び中パ経済回廊博覧会が8月29日、パキスタンの首都イスラマバードの中パ友好センターで開かれた。今回のサミットは中国とパキスタンの国交樹立65周年記念活動の一環となり、中パ経済回廊の構想から実現に至る3周年式典でもあった。
現在、中パ経済回廊の枠組みのもと、大規模エネルギーや交通インフラのプロジェクトが順調に進んでいる。一連のプロジェクトはパキスタンのエネルギー危機の緩和やインフラの建設、将来の発展につながる重要な意義を持ち、パキスタンの全国民に恩恵をもたらし、各地のつながりを高め、エネルギー供給と雇用創出を拡大する。