珠海横琴新区、自由貿易の新時代を開く改革の「先行者」に

珠海横琴新区、自由貿易の新時代を開く改革の「先行者」に。

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発信時間: 2016-08-31 10:18:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2013年8月22日は、歴史に残る記念すべき日となった。国務院が、中国のさらなる改革開放の道を探る「中国(上海)自由貿易試験区」の設立を正式に認可したのである。中国経済が転換・アップグレードのカギとなる段階を迎える中、自由貿易区は、改革の推進と開放型経済の水準の向上のための試験場となった。その究極的な意義は、80年代の中国における経済特区の設立に匹敵するものとなる。

広東自由貿易区の総体プランに基づき、国家戦略に再び盛り込まれた横琴エリアは今後、「観光・レジャー・健康」「ビジネス金融サービス」「文化・科学教育」「ハイテク」などの産業を重点的に発展させ、「文化教育開放先導区」と「国際ビジネス・サービスレジャー観光基地」を建設し、マカオ経済の適度な多元化発展を促進する新たな場を打ち立てていく。より開放され、活力に満ちた横琴が、中国南部に力強く頭をもたげつつある。

全国に経験を提供する改革の試験場

自由貿易試験区はその本質から言って、経済体制や政府の役割などの多くの分野での改革が中心となる。上海と広東の両地区は、比較的堅固な商業の土台を持っており、穏やかな改革の前進を前提として、複製・普及可能な経験を容易に形成することができる。例えば商事登記制度改革は、広東自由貿易試験区に所属する横琴エリアや前海エリアなどでまず試行し、上海自由貿易試験区で推進された後、全国に向けて大規模に普及されようとしている。

「横琴における商事主体の電子証明カードなどの商事登記制度改革は非常に典型的なものと言える」。清華大学経済管理学院の白重恩・副院長は、横琴の商事登記制度改革を高く評価している。白重恩氏によると、横琴商事主体電子証明カードなどの商事登記制度改革は、上海自由貿易試験区や香港地区、シンガポールなどの地と比べても、「非常にうまく行っている」と評価できる。

横琴新区管理委員会の牛敬主任は、横琴は、上海自由貿易区とともに、中国の商事登記制度改革に貢献する自信を持っていると語った。

商事登記制度改革は横琴が持つ革新精神の集中的な体現と言える。横琴自由貿易エリアはこれまでに、世界銀行「ビジネス環境の現状」の評価体系指標を基準とし、企業を出発点・立脚点とし、2015年と2016年に横琴エリア改革革新政策実施プランを相次いで制定し、重点分野と要となる部分での改革とブレークスルーを計画的かつ段取り良く推進し、複製・普及の可能な一連の経験を形成してきた。

清華大学の関連評価報告は、横琴自由貿易区の改革革新措置を高く評価し、世界銀行の「企業開設」指標によってはかれば、横琴自由貿易エリアのビジネス環境はすでに世界の先端水準に到達していると指摘している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月31日

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