港湾輸送を支柱産業の一つとするラトビアも同様に、陸海連絡輸送ネットワークの建設を重視している。在中国ラトビア大使館のスパー参事官(交通担当)は、バルト海主要港湾3カ所の専門性が非常に強く、それぞれに特長があることを明らかにした。エストニアは人員の往来、リトアニアは漁業、ラトビアは貨物輸送がメインとなる。「ラトビア港は重要な積換え港湾で、現在バルト海連合鉄道の建設を進めており、中国による鉄道建設への関与を大いに歓迎する」と話している。
スパー参事官は、中国企業が現地企業の買収を通じて新設プロジェクトに参加することも可能で、合併・買収が難しければ試しに関連企業を買収しても良いと提案した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月30日