G20杭州サミット、中国を中心としたアジア経済の重要性をアピール

G20杭州サミット、中国を中心としたアジア経済の重要性をアピール。 G20杭州サミットを前に、日本の著名エコノミストであるキヤノングローバル戦略研究所の瀬口清之・研究主幹を独占取材した。瀬口氏は1982年に日本銀行に入行。米国・中国駐在などを経験した日本経済界きっての「中国通」だ。G20杭州サミットについては、「世界の経済情勢が好調とは言えないなか、中国を中心としたアジア経済は重要な役割を果たす。この時期に杭州でG20が開かれ、アジアが果たすべき役割を世界にアピールすることは、大きな意義がある」としている…

タグ: G20杭州

発信時間: 2016-09-02 11:52:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中日の企業間競争について多くの報道がされているが、瀬口氏は「中国企業が海外進出するかどうかにかかわらず、日本企業は中国企業との協力を通じて利益を得られる」と指摘。「中日間の競争は日韓の競争に比べればその分野は遥かに小さい。第三国で競争しても日本企業の逸失利益は非常に少ない。日本企業にとっての最重要課題は中国企業とともにいかに中国市場を開拓するかだ。中国は海外でのインフラプロジェクトやスマホ輸出などで、工作機械や部品について多くの日本製品を採用している。中国の輸出が増えれば、日本企業も恩恵を受けるのだ」と語る。

最後に、「中国は『一帯一路』構想を全力で推進している。日本政府は積極的に協力するとは明言していないが、中国がユーラシア大陸全体の経済発展に注力し、AIIBとシルクロード基金の設立を主導、アジアのインフラ建設と経済成長を推進していることを見れば、中日韓が重要な役割を果たしていることは明らかだ。AIIBについては、日本政府に早期加入を促しているが、残念ながらまだ実現できていない。中国が日本にAIIBへの早期加入と『一帯一路』構想への協力を再度呼びかけ、中日韓が全世界の経済発展をリードできるよう取り組んでいくことを心より願う」と結んだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月2日

 

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