米国メディアは中米両国が、気候変動に関する「パリ協定」の批准書を国連に提出したことについても、高い関心を示した。ニューヨーク・タイムズは一面の「中米が係争を棚上げ、気候変動で合意」と題した記事で、中米の杭州首脳会談の成果を肯定的に評価した。記事は「パリ協定の2大経済体である中米が両国間の食い違いを棚上げにし、温室効果ガスの排出削減、中米双方の気候変動協力の深化と開拓で合意したことは、責任あるリーダーとしてのイメージを示し、国際社会でけん引力を発揮することになる」と伝えた。
ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は「米中が全面的な気候協定を批准、他国に追随を促す」と題した記事で、専門家の話を引用し「中国にとってパリ協定の批准は自然な决定だ。これは中国国内の大気汚染対策の努力と合致する。中国は約束を実行するだろう。中米両国のこの動きは、他国に追随を促す手段でもある」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月10日