施設の相互接続、インフラを強化
インフラの相互接続は「一帯一路」建設のなかでも特に重要な取り組みだ。中国はここ数年で周辺国・地域とインフラ技術標準体系の統一を図り、エネルギーインフラ相互接続などの協力を強化している。
中国・カザフスタン天然ガス管有限公司の総経理は、同社が建設に関与する中国-カザフスタン天然ガス管が2016年8月から運営を開始し、トルクメニスタンから中国へ天然ガスを輸送量がすでに1550立方メートルに上ったことを感慨深く紹介した。中国-カザフスタン天然ガス管の建設に携わって8年の間に、同社がカザフスタンンへ6億1400万米ドルの税収をもたらしたとしている。
「‘一帯一路’建設は各種の商業活動と両国の国民に新たな活力をもたらした」。パキスタン・ハビビラフィック社のザシド・ラフィック会長は、「中国-パキスタン経済回廊」が「一帯一路」建設で脚光を浴び、中国が向こう5年の間にパキスタンへ450億米ドルを投じる見込みと説明。それを通じて、中国の工業や技術のアドバンテージとパキスタンの資源、労働力、潜在市場が融合することになるとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月30日