サービスの消費、産業の新空間を切り開く
中国は近年一連の政策により、消費を力強く促進し、サービス業の発展を推進し、経済のモデルチェンジ・アップグレードを支えてきた。教育・医療・観光・福祉・レジャーなどの分野が産業発展の大きな余地を生み、サービスの消費をけん引した。
中国商務部の統計データによると、第1-3四半期の全国映画興行収入は、前年同期比8.6%増の355億4000万元に達した。観客動員数は14.6%増の10億5800万人。国家観光局のデータによると、今年の国慶節連休中(10月1-7日)の観光客数は12.8%増、旅行消費額は14.4%増と、いずれも2桁台の成長になった。
高齢者福祉市場が発展している。報告書は、高齢者市場の規模が2050年に48兆5200億元に達し、高齢者福祉産業の規模が21兆9500億元に達すると予想した。前者の年間成長率は9.74%、後者は11.48%を予想。
国務院発展研究センターの李偉主任は「第13次五カ年計画期間(2016-20年)には、新たな消費成長源に注目する。商品の消費を満たした上で、観光・福祉・レジャー・スポーツ・文化などのサービスの消費に重点的に転向する」と述べた。