BNEFの創業者、マイケル・リーブライヒ会長は上海で、「技術的な課題が山積している」と懸念を表明。「送電距離が長ければ長いほど、障害が発生したり、壊滅的な影響を受けたりするケースは増える」として、こうした問題を解決する必要性を指摘した。
同紙はまた、自然エネルギーの活用に向けて国際送電網の構築をめざす国家電網公司が設立した非営利団体、「グローバル・エネルギー・インターコネクション発展協力機構」(GEIDCO)の王益民・事務総長は、「中国にとって国際的な系統連系はスマートグリッドと超高圧送電線、クリーンエネルギーを結びつけるものになる」と指摘。同氏は、技術的に実現可能だとした上で、「GEIDCOは中国東部から韓国、その後日本へ送電するための計画立案を年末までに予定している」と述べ、意気込みをみせた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月7日