うち、株数が5000万株を上回った銘柄は、エアコン大手の格力電器(000651)、監視モニターの海康威視(002415)、家電大手の青島海爾(600690)で、保有株数はそれぞれ9137.16万株、8732.31万株、6451.41万株、時価総額は25.03億元、26.07億元、7.13億元に上った。1000万株を上回った銘柄は、白酒(蒸留酒)メーカーの五糧液(000858)、ドラマ・映画制作の華策影視(300133)、大手セメントメーカーの安徽海螺水泥(600585)、セキュリティ開発の啓明星辰(002439)、四川省の白酒メーカー、水井坊(600779)、キッチン家電の老板電器(002508)の6銘柄でで、株数はそれぞれ4730.45万株、2272.01万株、2173.44万株、1229.49万株、1035.99万株だった。
国信証券の黄志文アナリストは、「総じていえば、QFIIの投資スタイルは財務データを重視した銘柄選びで、安定性を重視した優良上場銘柄を長期保有で堅実リターンを期待するというスタイルだ」と分析している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月9日