トヨタは8日、第2四半期の連結決算を発表した。グローバル営業利益は43%減となった。円高の影響と、北米地域での乗用車販売数が予想を下回ったためである。コスト削減や販売台数増加がもたらした利益をこれらが相殺したかたちとなった。
営業利益の減少が続く
同社の伊地知隆彦副社長は財務報告の席上で、9月30日までの第2四半期の営業利益は4746.4億円に減少したことを明らかにした。また純利益は3937.1億円で、前四半期比で36%減だった。
トヨタの第2四半期の世界売上は7.1兆円で、前四半期比で8.8%減だった。また第2四半期の自動車販売台数は250万台で、同2.5%の微増だった。