「南ドイツ新聞」は22日、中国の「NEXTEV」が作った新型電気自動車について、「おそらく世界最高速の電気自動車だ。最高時速は313キロに達する。イギリスでわずか6台が極秘に生産された」と報道した。ドイツのテレビ局「ドイチェ・ヴェレ」ウェブサイトが11月22日に報じた。
NEXTEVは21日、ロンドンでこのミステリアスな量産電動スポーツカー「EP9」を発表した。この車を知る人はこれまで少なかった。発表会では販売価格は明かされなかった。同紙は「これは奇妙なことではない。なぜならこの電気自動車メーカーは、これまでもミステリアスだったからだ。NEXTEVは2年前に上海で創業された自動車メーカーだ。同社はテンセントや京東(JD.COM)、小米など大手IT企業の支援を受けている。彼らは電気自動車が中国で成功してほしいと願っている。中国政府も同じ期待をしている」と記している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月28日