次期国連事務総長に任命されたアントニオ・グテーレス氏はこのほど北京で記者の取材に応じ、中国が世界の効率的で公平な発展に貢献しており、中国の発展が人々にチャンスをもたらすとの見解を示した。『新華社』が11月30日に伝えた。
ポルトガルの前首相、前国連難民高等弁務官のグテーレス氏は今年10月、次期国連事務総長に任命された。2017年1月に就任する。任期は5年。今回は任命後初の中国訪問となった。
グテーレス氏は、任命後すぐに中国を含む国連安全保障理事会常任理事5カ国への訪問を申し入れたことを明らかにした。わずか2日だったが非常に「重要」で「有益」な訪問となり、中国が双方の協力に注力し、グローバル化の推進と共同発展の実現を図っていることを改めて感じたという。