中国のせいで「環境物品協定」が難航 中国が反論

中国のせいで「環境物品協定」が難航 中国が反論。

タグ: 環境物品協定

発信時間: 2016-12-07 17:12:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界貿易機関(WTO)の「環境物品協定」(EGA)の交渉が最終的に一致をみなかったことが中国のせいだとされていることについて、商務部(商務省)の王受文副部長は現地時間の5日にスイス・ジュネーブで、「中国は交渉を進めるため積極的な貢献を行った」とコメントした。中国新聞網が伝えた。

WTOは3日から4日にかけてジュネーブでEGA交渉関係国閣僚会議を開催した。2日間の討論を経て、交渉は一定の進展をみたが、対象になる製品のリストといった問題をめぐって関係国は共通認識に達することができなかった。欧州連合(EU)欧州委員会のセシリア・マルムストロム委員(通商担当)は会議の後で、「協定が最終的に合意に達しなかったのは、中国が会議の後の方になって新たな製品リストを提出したからだ」と述べた。

王副部長はこれに対し、「実際の状況はこうだ。会議の始まる前に、まずEGA交渉代表を務めるオーストラリアのアンドリュー・マーティン参賛がリストを提出したが、これには各方面の利益がバランスよく反映されていなかったので、交渉の基礎とすることができず、交渉が難航した。こうした状況の中、4日の午前中に今回の会議の共同議長国のEUと米国が新たなリストを提出したが、各方面のずれは大きく、これも共通認識に達しなかった」と説明した。

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