中央経済活動会議が閉幕 来年はA株市場に3つのチャンス到来

中央経済活動会議が閉幕 来年はA株市場に3つのチャンス到来。

タグ: 中国経済

発信時間: 2016-12-19 18:41:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国株式市場の変動・調整サイクルが終わり、上海総合指数は週間騰落率が4.46%に達し、累計下落率が3.40%となった。これについて市場では様々な見方が出ており、あるプライベートファンドは市場の動きが2017年の経済成長の行方と大きく関係するかは定かでないとの見方を示している。

しかし、12月16日に中央経済活動会議が終わり、この不確実性は大きく解消した。2017年はA株に3大投資チャンスが訪れる可能性が大きい。

チャンスその一:7産業の混合所有性改革にめど

まず注目すべきは国有企業改革だ。2015年経済活動会議の議事録によると、「国有企業改革の推進に注力し、国有資本投資、運営会社の改組・再編を加速し、独占産業の改革を進める」方針が示されていた。2016年は混合所有性改革が国有企業改革の大きな突破口となり、ガバナンス改善、インセンティブ強化、主要事業成長、効率向上の要求にもとづき、電力、石油、天然ガス、鉄道、民営航空、電気通信、軍需などの分野で実質的な進展があった。

これについて方正証券の沢平チーフエコノミストは、中国政府が混合所有性改革を重要な取り組みに格上げしたことを意味し、中国聯通のような混合所有性改革計画がその他の産業でも大きく進むとの見方を示した。国泰君安の熊義明アナリストも、2015年は国有企業改革の方針が比較的大雑把であったが、2016年は非常に具体的なものとなり、混合所有制改革が大きな突破口になることが強調されたと指摘。いくつかの独占産業で実質的な進展があり、国有企業改革が加速したとみている。

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